車なしで岡山観光をしたいから、電車で行ける観光地のモデルコースをしりたいな
岡山県は、中心部の岡山駅や倉敷周辺が人気エリアですが、どちらも電車で行ける観光地。
とはいえ、岡山県には観光地が点在しているので、観光コースを決めずに訪れると十分に楽しむことができないかもしれません。
そこで今回は旅行のプロが「車なしで行ける岡山観光2泊3日モデルコース」を徹底解説します。
本記事では、岡山県で食べるべきご当地グルメまで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を書いた人
毎年20ヵ国ほど行っている旅行ジャンキーの経営者。飛行機/ホテルの予約は
【車なし】岡山観光2泊3日モデルコース
結論、車なしで行ける岡山観光2泊3日モデルコースは以下の通りです。
- 観光1日目
- 岡山駅に到着
- 岡山後楽園へ
- 岡山城を見学
- 倉敷美観地区を散策
- 倉敷に宿泊
- 観光2日目
- 倉敷から直島行きフェリーに乗船
- 直島を散策
- 直島でのアート作品鑑賞
- 倉敷に宿泊
- 観光3日目
- 倉敷から岡山へ移動
- 吉備路サイクリング
- 岡山県立美術館へ訪問
- 岡山駅周辺でランチ
- 岡山駅から帰宅
詳細を1日ごとに見ていきましょう。
【1日目】岡山観光2泊3日モデルコース
車なしの岡山観光2泊3日モデルコース1日目は以下の通りです。
- 岡山駅に到着
- 岡山後楽園へ
- 岡山城を見学
- 倉敷美観地区を散策
- 倉敷に宿泊
順番に見ていきましょう。
観光1日目:岡山駅に到着
まずは岡山駅へ行きます。
その後、岡山駅の観光案内所に立ち寄り、地図や観光パンフレットを手に入れるのがおすすめ。駅周辺には、多くの商業施設やレストランがあるので、到着後に食事をしても良いでしょう。
観光1日目:岡山後楽園へ
次に、日本三名園のひとつとして知られる岡山後楽園へ向かいましょう。
岡山駅からは徒歩約25分、または路面電車で10分ほどの距離にあり、車がなくてもアクセスしやすい場所。後楽園は、江戸時代の大名庭園として知られており、特に春の桜や秋の紅葉シーズンは、景色が綺麗ですよ。
後楽園の入園料は大人400円とリーズナブル。園内には、広々とした芝生や池、築山があり、ゆっくりと散策しながら歴史と自然を楽しむことができます。休憩スポットとして、伝統的な茶室もあり、抹茶を楽しむことも可能です。
後楽園は、天候によっても風景が大きく変わるため、仮に雨の日であっても、風情ある園内を見ることができますよ。
観光1日目:岡山城を見学
岡山城は、岡山後楽園から徒歩10分ほどで到着するお、その美しい黒塗りの外観から「烏城」とも呼ばれています。
安土桃山時代に築かれ、戦国時代の歴史を感じることができる重要な文化財です。天守閣からは、後楽園や岡山の街並みを一望することができ、特に夕方の時間帯には、美しい夕日が城を照らし出す絶景が楽しめます。
岡山城の入場料は大人320円で、城内には歴史的な資料や武具が展示されており、戦国時代の歴史を学ぶことができます。また、城内にはVR体験コーナーがあり、バーチャル技術を使って岡山城の歴史を学ぶことができますよ。
岡山城の天守閣は6階建てで、エレベーターも完備されているため、高齢者や小さなお子様でも安心して観光を楽しむことができる施設です。
観光1日目:倉敷美観地区を散策
岡山城の後は、次の目的地である倉敷美観地区へ向かいます。
岡山駅からJRで約20分なので、車がなくても十分にアクセスできるエリアです。倉敷美観地区は、江戸時代の雰囲気を残した街並みが広がる観光スポットで、散策するだけでタイムスリップしたような感覚に浸ることができます
江戸時代から続く白壁の蔵屋敷や、川沿いに建ち並ぶ古い町並みが特徴的で、特に川沿いを舟で巡る観光ツアーが人気ですね。
美観地区では、地元の職人による伝統工芸品やアート作品を取り扱うショップが点在しており、お土産探しにも最適なスポット。手作りの陶器や木工品、和紙製品など、ここでしか手に入らない一品を見つけることができます。
また、倉敷特産の「むらすずめ」という和菓子もおすすめ。薄い生地で甘さ控えめのあんこを包んだもので、お土産にもぴったりです。
観光1日目:倉敷に宿泊
倉敷美観地区での散策を終えた後はホテルや旅館にて宿泊しましょう。
倉敷の宿泊施設は、美観地区周辺に多く存在しており、歴史的な町並みに調和した旅館やホテルが多く点在しています。
夜には美観地区のライトアップを楽しみましょう。昼間とはまた異なる雰囲気を醸し出すライトアップされた倉敷の町並みは、ロマンチックで写真映えするスポットが多数ありますよ。
【2日目】岡山観光2泊3日モデルコース
車なしの岡山観光2泊3日モデルコース2日目は以下の通りです。
- 倉敷から直島行きフェリーに乗船
- 直島を散策
- 直島でのアート作品鑑賞
- 倉敷に宿泊
順番に見ていきましょう。
観光2日目:倉敷から直島行きフェリーに乗船
2日目の朝、倉敷を出発し、直島への向かいましょう。
直島は、現代アートの聖地として知られている、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。車がなくてもアクセスが便利で、倉敷からはJRで30分ほどで到着する宇野港からフェリーが出ています。フェリーの乗船時間は約20分ほどで、瀬戸内海の風景を楽しみながら快適な船旅ができます。
フェリーは比較的広く、座席もゆったりとしているため、天気の良い日はデッキで瀬戸内海の美しい島々を眺めるのが特におすすめです。フェリーの運賃は大人520円(片道)で、リーズナブルに移動が可能です。
観光2日目:直島を散策
直島のメインエリアは「本村エリア」と「ベネッセエリア」の2つに分かれており、それぞれ異なるアート体験が可能。
最初の目的地は「本村エリア」。こちらには、家プロジェクトという、歴史ある民家を改修し、アート作品として展示しているスポットが点在しています。
直島には、古い家屋を改修したアート作品「家プロジェクト」が点在しており、それぞれ異なるテーマでアートが展開されています。例えば、安藤忠雄氏設計の「護王神社」や、杉本博司氏の「南寺」など、アート好きな方にはたまらないスポットがたくさんあります。
家プロジェクトは、個々の建物ごとに異なる芸術体験ができるため、時間に余裕を持ってゆっくりと見学するのがおすすめ。入場料は一部のプロジェクトごとに異なりますが、まとめて見学できるパスも販売されており、効率的に回ることができるのでおすすめですよ。
本村エリアを一通り見学したら、次は「ベネッセエリア」へ移動します。ベネッセエリアは、直島を代表する観光スポットであり、世界的に有名なアート作品が集結しています。
観光2日目:直島でのアート作品鑑賞
ベネッセエリアに到着したら、まずは「ベネッセハウスミュージアム」に訪れましょう。
現代アートの巨匠たちの作品が展示されており、美術館そのものも建築家・安藤忠雄氏による作品の一部となっています。ちなみにベネッセハウスミュージアムの入館料は1,050円です。
続いて、世界的にも注目される「地中美術館」へ向かいましょう。安藤忠雄氏の設計によるもので、建物自体が地中に埋め込まれているというユニークな構造です。館内では、モネやウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルといったアーティストの作品が展示されており、特にモネの「睡蓮」は、アートファンにとっては必見の作品ですね。
地中美術館の入館料は2,100円と少し高めですが、直島を訪れたら外せないスポットの一つです。訪れる時間帯によって、館内に差し込む光の具合が変わるので、午前中の明るい時間帯に訪れるのがおすすめです。
アート鑑賞を楽しんだ後は、島内をさらに散策し、直島ならではの風景や自然を堪能しましょう。特に草間彌生の「かぼちゃ」の巨大アート作品は、インスタ映えするスポットとして有名です。
観光2日目:倉敷に宿泊
直島でのアート鑑賞を満喫した後は、再びフェリーに乗って倉敷に戻ります。
フェリーの最終便は午後遅くに設定されているため、日帰りで十分に観光が可能。再び倉敷に到着したら、2日目の締めくくりとして美観地区での夕食を楽しむのも良いでしょう。
美観地区周辺には、地元の新鮮な食材を使ったレストランが多く、特に瀬戸内の海の幸を味わえるお店が人気。新鮮な魚介を使った寿司や刺身、または瀬戸内名物の「たこ飯」など、様々なお店がありますよ。
【3日目】岡山観光2泊3日モデルコース
車なしの岡山観光2泊3日モデルコース3日目は以下の通りです。
- 倉敷から岡山へ移動
- 吉備路サイクリング
- 岡山県立美術館へ訪問
- 岡山駅周辺でランチ
- 岡山駅から帰宅
順番に見ていきましょう。
観光3日目:倉敷から岡山へ移動
3日目の朝、倉敷から岡山へ移動。岡山駅までは、倉敷駅からJRで約20分ほどです。
観光3日目:岡山県立美術館へ訪問
岡山に到着したら、まずは自然を満喫できる吉備路サイクリングを楽しみましょう。
岡山駅からは吉備線(桃太郎線)に乗り、備中国分寺駅で下車後、レンタサイクルを利用して吉備路の観光をスタートします。吉備路サイクリングは、約15kmのコースで、歴史的な名所や自然を巡ることができるコースです。
コースの途中には、備中国分寺や、吉備津神社といった観光名所が点在しており、歴史と自然が融合した風景が魅力的レンタル料金も1日500円程度とリーズナブルです。
観光3日目:岡山県立美術館へ訪問
吉備路サイクリングを終えた後は、岡山駅に戻り、次の目的地である岡山県立美術館を訪問します。
駅から徒歩約15分の距離にあり、アクセスも非常に便利。常設展では、岡山出身の著名な画家や工芸家の作品が展示されており、地域の文化や歴史を深く理解できる内容となっています。
入館料は大人300円とお手頃価格で、館内も広々としているので、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったり。さらに、館内にはミュージアムショップもあり、岡山の伝統工芸品やアート関連のグッズを購入することができます。
観光3日目:岡山駅周辺でランチ
アートを楽しんだ後は、岡山駅周辺でランチを取りましょう。
岡山は、瀬戸内海に面していることから、新鮮な魚介類が豊富に揃っています。特におすすめなのは、岡山名物「ままかり寿司」や、地元の新鮮な牡蠣を使った料理です。
また、駅近くには「デミカツ丼」と呼ばれる岡山のB級グルメも楽しめるお店が点在しており、こちらも観光客に人気があります。デミグラスソースがかかったカツ丼は、独特の味わいで、食べ応えがありますよ。
ランチを楽しんだ後は、駅ビル内のお土産ショップで最後の買い物をするのもおすすめ。岡山は、フルーツ王国とも呼ばれ、白桃やマスカットといった高級フルーツが特産品として有名ですよ。
観光3日目:岡山駅から帰宅
最後は、岡山駅から帰宅。
空き時間があれば、岡山駅にて「ももたろう伝説」にちなんだグッズや、フルーツ王国岡山ならではのお土産を購入するのもあり。岡山の名産品を使ったスイーツやフルーツゼリーも人気ですよ。
岡山県のご当地グルメ10選
最後に、岡山県のご当地グルメ10選を解説していきますね。
- 和食やまぐち
- みやま本舗
- 味司 野村
- おかやま桃太郎亭
- 吉備の里
- てんまやレストラン アルバトロス
- しゃぶしゃぶ千里
- 岡山グリル
- お好み焼き 風の街 岡山店
- うどん 一番手
順番に見ていきましょう。
ご当地グルメ①:和食やまぐち
和食やまぐちは、岡山駅周辺で新鮮な魚介類を楽しむことができる和食の名店です。
特に瀬戸内海で獲れた旬の魚を使った刺身や天ぷらが人気。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席や個室も完備しており、観光客や地元の人々がゆっくりと食事を楽しむことができます。ままかりや鯛のお造りは、この店の名物料理で、瀬戸内海の豊富な海の幸を味わいたい方におすすめです。
ご当地グルメ②:みやま本舗
みやま本舗は、岡山名物のデミカツ丼で有名なお店です。
デミカツ丼とは、トンカツにたっぷりのデミグラスソースをかけた岡山ならではのB級グルメで、みやま本舗では、ボリュームたっぷりのカツに、濃厚なデミグラスソースがたっぷりとかけられた一品が楽しめます。
ご当地グルメ③:味司 野村
岡山でデミカツ丼を楽しむなら、もうひとつ見逃せないのが味司 野村です。
こちらもデミカツ丼の名店として知られており、創業100年以上の歴史を誇ります。老舗ならではの深い味わいが自慢で、デミカツ丼を食べに県外から訪れる観光客も多いほどです。
ご当地グルメ④:おかやま桃太郎亭
おかやま桃太郎亭は、岡山のブランド牛である「岡山牛」を堪能できるレストランです。
特にステーキやすき焼きが人気。店内は高級感がありながらも、リラックスできる雰囲気が特徴で、ランチタイムにはお得なセットメニューもありますよ。
ご当地グルメ⑤:吉備の里
岡山の海鮮料理を楽しむなら、吉備の里がおすすめ。
瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介を使った料理が自慢で、特に寿司や刺身が絶品。地元の漁師が朝獲れたばかりの魚を使っているため、新鮮でプリプリとした食感が特徴です。
ご当地グルメ⑥:てんまやレストラン アルバトロス
岡山駅近くのデパート内に位置するてんまやレストラン アルバトロスは、岡山のフルーツを使ったスイーツが楽しめるレストランです。
白桃やマスカットを使ったデザートが有名なので、フルーツ好きの方にとっては外せないスポットです。
ご当地グルメ⑦:しゃぶしゃぶ千里
岡山の黒毛和牛を使ったしゃぶしゃぶを楽しめるのがしゃぶしゃぶ千里です。
店内は落ち着いた和の雰囲気で、ランチタイムにはリーズナブルな価格でしゃぶしゃぶが味わえるため、旅行中のランチスポットとしてもおすすめです。
ご当地グルメ⑧:岡山グリル
高級ホテル「グランヴィア岡山」内にある岡山グリルは、地元の食材を活かしたフレンチを楽しめるレストランです。
瀬戸内海の新鮮な魚介や岡山産の野菜を使った料理が魅力で、一流シェフによる創作料理が観光客に人気です。
ご当地グルメ⑨:お好み焼き 風の街 岡山店
岡山で関西風のお好み焼きを楽しむなら、風の街 岡山店がおすすめです。
地元で長年親しまれているこのお店では、カリカリの外側とふわっとした中身が絶妙なバランスの関西風お好み焼きを楽しむことができます。
ご当地グルメ⑩:うどん 一番手
岡山の郷土料理を堪能できるのがうどん 一番手です。
岡山名物のひるぜん焼きそばや津山ホルモンうどんが味わえます。ひるぜん焼きそばは、甘辛い味噌ダレで味付けされたキャベツたっぷりの焼きそばで、ツルツルの食感が特徴。津山ホルモンうどんは、ホルモンの旨味が麺にしっかりと染み込み、食欲をそそる一品です。
【車なし】岡山観光2泊3日モデルコース:まとめ
- 観光1日目
- 岡山駅に到着
- 岡山後楽園へ
- 岡山城を見学
- 倉敷美観地区を散策
- 倉敷に宿泊
- 観光2日目
- 倉敷から直島行きフェリーに乗船
- 直島を散策
- 直島でのアート作品鑑賞
- 倉敷に宿泊
- 観光3日目
- 倉敷から岡山へ移動
- 吉備路サイクリング
- 岡山県立美術館へ訪問
- 岡山駅周辺でランチ
- 岡山駅から帰宅
車なしで行ける岡山観光2泊3日モデルコースは上記の通りです。
岡山県には、電車で行ける観光地が数多くありますので、車なしでも十分に観光を楽しむことができるでしょう。
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