島根観光はつまらないって本当?何か面白いところはないの?
島根県は出雲大社で有名な場所。
穴場観光地が多く自然も豊かで密かに人気がある一方で、中には「つまらない」などの声があるのも事実。
そこで今回は「島根観光がつまらないと言われる理由」を徹底解説します。
本記事では、1泊2日の観光モデルコースまで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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島根観光がつまらないと言われる理由
結論から言うと、島根観光がつまらないと言われる理由は以下の通りです。
- アクセスが悪い
- 知名度が低い
- 観光地が分散している
- 都市を感じられない
- 他県に比べて娯楽施設が少ない
- 観光地の情報不足
- 観光スポットが少ないと思われている
- イベントが少ない
- 飲食店が少ないと感じられる
順番に見ていきましょう。
つまらない理由①:アクセスが悪い
島根県はアクセスが悪め。
特に都市部からの交通手段が限られており、鉄道やバスの本数も少ないことが理由です。例えば、東京から出雲までの直行便は1日5便ほどしかありません。
とはいえ、車を利用することで観光地へのアクセスは格段に向上します。レンタカーを借りると便利ですし、観光地間の移動もスムーズになりますよ。
つまらない理由②:知名度が低い
島根県は観光地としての認知度が低いです。
観光地といえば出雲大社が有名ですが、それ以外の観光スポットがあまり知られていません。例えば、石見銀山や松江城など歴史的な場所が多くあるにも関わらず、訪れる人は少ないです。
知名度を上げるために、地方自治体は「ご縁の国」としてのブランディングを強化していますが、全国的に見ればまだまだですね。
つまらない理由③:観光地が分散している
島根県の観光地は出雲大社、石見銀山、松江城など広範囲に分散しており、それぞれの観光地間の移動に時間がかかります。
例えば、出雲大社から石見銀山までは車で約1時間かかります。とはいえ、観光地が分散していることは、見方を変えれば、様々な風景や体験が楽しめるということでもあります。
都市部では味わえない自然や歴史に触れることができるのが、島根観光の魅力の一つです。
つまらない理由④:都市を感じられない
島根県には大都市のような賑わいがありません。
観光客が期待するようなショッピングモールやエンターテイメント施設が少ないため、都会的な楽しみ方を求める人には物足りないと感じるかもしれません。例えば、夜の街並みが静かで、ナイトライフが楽しめないという声もあります。
ただ、島根県は自然豊かな場所が多く、癒しやリフレッシュを求める人にとっては最適な観光地です。例えば、立久恵峡や由志園など、美しい自然景観を楽しめるスポットがたくさんあります。また、歴史的な観光地も多く、文化や歴史に触れることができるのも魅力です。
つまらない理由⑤:他県に比べて娯楽施設が少ない
島根県には他県に比べて娯楽施設が少ないです。
大型のテーマパークやショッピングモールがほとんどなく、観光客が楽しめるアクティビティも限られています。例えば、カラオケや映画館など、都会で当たり前のように楽しめる娯楽施設が少ないのが現状です。
つまらない理由⑥:観光地の情報不足
また、島根県の観光地についての情報が不足していることが、観光客にとっての悩みです。
観光地の詳細な情報やアクセス方法、見どころなどが十分に提供されていないため、訪れる前に十分な準備ができないことが。例えば、インターネット上での情報が少なく、観光ガイドも限定的です。
つまらない理由⑦:観光スポットが少ないと思われている
島根県は観光スポットが少ないと思われがち。
しかし、実際には多くの見どころがあります。例えば、出雲大社や石見銀山、立久恵峡など、歴史的かつ自然豊かな観光地が多数存在します。
ただし、これらの観光スポットの情報が十分に広まっていないため、観光客にその魅力が伝わっていないことが問題です。
つまらない理由⑧:イベントが少ない
島根県はイベントが少ないと感じる人が多いです。
他県と比較して、大規模なイベントやフェスティバルが少ないため、観光客が楽しめる機会が限られています。例えば、夏祭りや音楽フェスティバルなどのイベントが少ないのが現状です。
しかし、地域特有のイベントも多くあります。例えば、出雲大社では毎年10月に神在月という特別な行事が行われ、多くの観光客が訪れます。また、松江城周辺では、桜の季節に行われるイベントや、秋の紅葉シーズンにはライトアップイベントが開催されます。
つまらない理由⑨:飲食店が少ないと感じられる
島根県には飲食店が少ないと感じる人が多いです。
特に、都市部に比べてレストランやカフェの数が少なく、多様な料理を楽しむ機会が限られています。例えば、観光地周辺での食事場所が少ないことが観光客の悩みです。
しかし、地元の特産品を楽しめる飲食店も多くあります。例えば、出雲そばや松江の和菓子、海の幸を使った料理など、地元の食材を活かした料理が楽しめます。また、最近では新しいカフェやレストランも増えてきてはいますよ。
島根観光の1泊2日のモデルコース
次に、島根観光の1泊2日のモデルコースを解説していきますね。
- 1日目
- 出雲大社:日本屈指のパワースポット。縁結びの神様として有名。
- 稲佐の浜:神話の舞台として知られる美しい砂浜。
- 日御碕神社:日本海に面した神社で、夕日の名所。
- 玉造温泉:美肌の湯として名高い温泉地で、宿泊先に最適。
- 2日目
- 八重垣神社:縁結びのパワースポット。鏡の池で有名。
- 足立美術館:美しい日本庭園と充実した美術コレクションで人気。
- 松江城:現存する12天守の一つで、国宝に指定された歴史的名所。
- ぐるっと松江堀川めぐり:松江城周辺の堀を巡る遊覧船で、風情ある景色を楽しめる。
- 宍道湖:日本の夕日百選にも選ばれた美しい夕日を観賞。
順番に見ていきましょう。
モデルコース1日目:出雲大社
出雲大社は、日本屈指のパワースポットとして知られ、縁結びの神様として有名です。
創建は古く、神話時代に遡ると言われています。特に注目すべきは、本殿の大しめ縄で、長さ13メートル、重さ5トン以上もあり、訪れる人々を圧倒します。年間を通じて多くの観光客が訪れ、特に旧暦の10月は「神在月」として全国の神々が集まると言われています。
出雲大社へは出雲縁結び空港から車で約40分。また、JR出雲市駅からもバスでアクセス可能です。周辺には駐車場も充実しており、レンタカーでの訪問も便利です。
出雲大社では、本殿だけでなく、境内に点在する多数の神社も見逃せません。特に「稲佐の浜」は神話の舞台となった場所で、美しい海岸線が広がります。出雲大社参拝の後は、徒歩圏内にある「ご縁横丁」で地元のグルメやお土産を楽しむことができます。
参拝時には、正しい参拝方法を守ることが大切です。また、観光シーズンには混雑が予想されるため、早朝の訪問がおすすめです。
モデルコース1日目:稲佐の浜
稲佐の浜は、出雲大社から車で約10分の場所に位置し、日本神話に登場する神聖な海岸です。
ここは、大国主大神と素戔嗚尊(スサノオノミコト)が国譲りの交渉を行った場所として知られています。白い砂浜と美しい海が広がっています。
出雲大社からバスでアクセス可能です。また、レンタカーでの訪問も便利で、周辺には駐車場が整備されています。
稲佐の浜の美しい景観はもちろん、海岸沿いには「日御碕灯台」があり、訪れる価値があります。灯台からは日本海の絶景を一望でき、特に夕暮れ時は格別です。
海岸は風が強い日が多いため、訪問時には防寒対策が必要です。また、夏場は海水浴も楽しめますが、ライフガードの配置はないため、安全には注意してください。
モデルコース1日目:日御碕神社
日御碕神社は、日本海に面した美しい神社で、出雲大社から車で約30分の距離にあります。
古くから海上安全と漁業の守護神として信仰されてきました。朱塗りの社殿が印象的で、多くの観光客が訪れます。
出雲大社からバスやレンタカーでアクセス可能です。神社周辺には駐車場も整備されています。
見どころ:日御碕神社の見どころは、何といってもその美しい朱塗りの社殿です。また、境内から見渡せる日本海の絶景も一見の価値があります。特に夕暮れ時には、神社と海のコントラストが美しく、訪れる人々を魅了します。
神社周辺は風が強いため、防寒対策が必要です。また、境内は広いため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
モデルコース1日目:玉造温泉
玉造温泉は、美肌の湯として名高い温泉地で、出雲大社から車で約40分の距離にあります。
古くから「神の湯」として知られ、多くの湯治客が訪れます。温泉街には情緒ある旅館や土産物店が立ち並び、訪れる人々を温かく迎えます。
出雲大社からバスやレンタカーでアクセス可能です。温泉街には駐車場も充実しており、車での訪問が便利です。
玉造温泉の見どころは、何といってもその美肌効果です。泉質はアルカリ性単純泉で、肌に優しく、美肌効果が高いとされています。また、温泉街の散策も楽しく、情緒ある街並みや地元の特産品を楽しめます。
温泉街は夜になると静かになるため、早めのチェックインがおすすめです。また、週末や祝日は混雑が予想されるため、事前予約をしておくと安心です。
モデルコース2日目:八重垣神社
八重垣神社は、縁結びのパワースポット。
松江市から車で約20分の距離にあり、特に「鏡の池占い」が有名です。この占いは、紙に硬貨を乗せて池に浮かべ、沈む速さで縁結びを占うものです。
松江市からバスやレンタカーで約20分。神社周辺には駐車場もあります。
鏡の池占いが楽しめます。本殿や境内の美しい景観も魅力的です。特に春には桜が咲き誇ります。
鏡の池占いには紙と硬貨を準備しておく必要があります。現地でも購入可能です。
モデルコース2日目:足立美術館
足立美術館は、世界的に評価される日本庭園と充実した美術コレクションを誇る美術館です。
松江市から車で約30分の距離に位置し、美しい庭園とともに横山大観などの日本画の名作を楽しむことができます。庭園は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星を獲得しており、四季折々の景観が楽しめます。
松江市からバスやレンタカーで約30分。美術館周辺には駐車場が整備されています。
足立美術館の庭園は、広大な敷地にわたって四季折々の美しさを楽しめます。また、美術館内には横山大観をはじめとする近代日本画の名作が展示されており、日本の美を堪能することができます。
美術館内は撮影禁止のエリアが多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。また、庭園を巡る際には歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
モデルコース2日目:松江城
松江城は、日本に現存する12の天守の一つで、国宝に指定された歴史的名所です。
松江駅からバスで約10分の距離にあり、黒を基調とした重厚で威厳のある佇まいが特徴です。慶長16年(1611年)に完成し、江戸時代の風情が漂う城下町で、周辺には武家屋敷などが建ち並んでいます。
松江駅からバスで約10分。城周辺には駐車場も整備されています。
松江城の天守閣からは松江市街や宍道湖が一望できます。また、「堀川遊覧船」でお堀を巡る観光も楽しめます。松江歴史館や武家屋敷の見学もおすすめです。
城内の階段は急で狭いため、足元に注意が必要です。また、天守閣への入場には時間がかかることがあるため、余裕を持って訪問してください。
モデルコース2日目:ぐるっと松江堀川めぐり
ぐるっと松江堀川めぐりは、松江城周辺のお堀を巡る遊覧船です。
約3.7kmの堀をゆったりと巡りながら、松江の歴史や風景を楽しむことができます。船頭さんの解説を聞きながら、江戸時代の風情を感じることができ、人気の観光アクティビティです。
松江城から徒歩圏内で、乗船場がいくつかあります。観光地巡りの一環として気軽に利用できます。
堀川を巡りながら、松江城や武家屋敷、橋の下をくぐる体験などが楽しめます。四季折々の風景が美しく、特に春の桜や秋の紅葉が見事です。
乗船時間は約50分。天候によって運航状況が変わるため、事前に確認しておくと良いでしょう。また、船内は風が強いため、防寒対策が必要です。
モデルコース2日目:宍道湖
宍道湖は、日本の夕日百選にも選ばれた美しい湖です。
松江市の中心部に位置し、その広大な湖面と周囲の風景は訪れる人々を魅了します。特に夕暮れ時の景色は絶景で、多くの観光客が訪れます。
松江市の中心部から徒歩やバスでアクセス可能。周辺には駐車場も整備されています。
宍道湖の夕日は必見です。湖畔には「宍道湖夕日スポットとるぱ」があり、ここから見る夕日は特に美しいです。また、湖畔を散策しながら、自然の美しさを堪能できます。
夕日は天候によって見られないこともあります。事前に天気予報を確認しておくと良いでしょう。また、湖畔は風が強いため、防寒対策が必要です。
島根観光がつまらない理由:まとめ
- アクセスが悪い
- 知名度が低い
- 観光地が分散している
- 都市を感じられない
- 他県に比べて娯楽施設が少ない
- 観光地の情報不足
- 観光スポットが少ないと思われている
- イベントが少ない
- 飲食店が少ないと感じられる
島根観光がつまらないと言われる理由は上記の通り。
とはいえ、中には面白いところも多く、しっかりと旅程を練れば十二分に楽しめる場所ですよ。
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