クレジットカードの海外旅行に使える利用付帯保険に関する裏ワザとかある?賢い使い方があれば知っておきたいな
一般的に、クレジットカードの利用付帯は1回の旅行で90日が保険適用の期間になります。
しかし、ある裏ワザを使うことで、クレジットカードの利用付帯の保険期間を180日に伸ばしたり、国内/海外の空港でラウンジを無料利用したりすることが可能。
そこで今回は「クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザ」を徹底解説します。
本記事では、クレジットカードの利用付帯の発動条件や注意点まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を書いた人
毎年20ヵ国ほど行っている旅行ジャンキーの経営者。飛行機/ホテルの予約は
クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の発動条件
まず裏ワザを紹介する前に、前提知識として必須のクレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の発動条件を解説します。
結論、クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の発動条件は、公共交通機関をクレジットカードで利用することです。
- 電車
- バス
- 船舶
- 航空券
- タクシー
- パッケージツアー
クレジットカード会社ごとに定義の詳細は異なりますが、ざっくり上記が公共交通機関に該当します。
海外付帯保険の発動条件にならないクレジットカード決済
ただ、下記のようなクレジットカード決済は、海外付帯保険の発動条件にならないので注意が必要です。
- ホテル
- 駐車場代
- 高速道路
- レンタカー
繰り返しですが、各クレジットカード会社によって発動条件は異なるので、詳細はクレジットカード会社の公式HPを参照しておきましょう。
クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザ
結論から言うと、クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザは2種類のカードを組み合わせることです。
下記手順を踏むことで、本来90日しか対応できない保険期間を180日まで延長して使うことが可能。
- 1枚目のカードで航空券を買う
- 出国日から90日保険が適用される
- 90日が過ぎるタイミングで、2枚目のカードで電車/バス/タクシー等をカードで利用する
- 2枚目の90日保険が適用される
ちなみに利用保険が付いているクレジットカードは多いですが、楽天カードやアメックス、セゾンカードなどは上記の裏ワザを活用することができません。
海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザに使えるクレジットカード
海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザに使えるクレジットカードを年会費無料に絞って紹介すると下記の通り。
- エポスカード
- JCB CARD W
- 三菱UFJカード
- リクルートカード
- 三井住友カードNL
このクレジットカードの中から2枚を選べばOKです。1枚目は治療費用限度額が断トツで高いエポスカード
2枚目は好きなものでOK。ポイント還元率やポイントの使い道を考慮して、自分にフィットするカードを選びましょう。
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海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザに使えないクレジットカード
海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザに使えないクレジットカードは下記の通りです。
- UCカード
- アメックス
- 楽天カード
- ビューカード
- JCBゴールド
- セゾンカード
- イオンゴールドカード
裏ワザに使えない理由としては、日本出国前に決済をすることが条件になっているからですね。
現地でクレジットカード決済を行い、保険適用をスタートさせることはできないので、裏ワザの2つ目の手順には使えません。
ちなみに私の場合は、楽天プレミアムカードで航空券を決済、保険適用の期間を伸ばしたい場合は現地でエポスカード
クレジットカード海外旅行保険の期間がリセットされる条件は?
クレジットカード海外旅行保険の期間がリセットされる条件は、帰国することです。
クレジットカード1枚で累計90日しか保険適用されないのではなく、1回の海外旅行に付き90日しか保険適用されないという形式です。
なので、海外旅行から帰国することで、90日のクレジットカード保険適用の期間がリセットされます。
クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の注意点
次に、クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の注意点は以下の通りです。
順番に見ていきましょう。
注意点①:入出国スタンプが証票になる
クレジットカード海外旅行保険の期間がリセットされる条件は、帰国することと説明しましたが、その証票は入出国スタンプとなります。
ただ、近年、多くの国では自動ゲートが導入されており、入出国スタンプは自主的に申し出ないと押してもらうことができません。
保険の申請をする際に必要になりますので、自主的に入出国スタンプを必ずもらうようにしましょう。
注意点②:捨てチケットは違法行為になる
また、捨てチケットはNGです。
該当する海外旅行以外でのチケットを証票に保険申請を刷ると、保険金詐欺として違法行為になる可能性があります。
仮に保険金詐欺に該当せずとも、行為がバレた場合は、今後の保険利用が降りなくなる可能性が高いので、捨てチケットの利用は行わないようにしましょう。
注意点③:ホテル等の宿泊施設は適用条件外
保険適用の条件は交通費関連です。
ホテル等の宿泊施設は基本的に適用条件外となりますので、注意が必要です。旅費の一部をカードで決済すれば良いわけではありません。
ただ、ツアー料金は保険適用の範囲であることが多いです。ツアー料金には、ホテル代に加え交通費も含まれるからですね。あくまで条件は交通費関連での決済です。
注意点④:保険適用は1回の旅行につき1回のみ
保険適用は1回の旅行に1回です。
付帯保険にせよ利用保険にせよ、同じ旅行中に2回の保険を有効化することは不可能。現地で何度カード決済をしても、初回のカード決済からのみしか適用されないので注意しましょう。
ただ、前述した通り、一度帰国すれば保険はリセットされます。なので、保険を何度も適用させたい場合や、180日以上の保険が必要な場合は、途中で一時帰国すればOKです。
注意点⑤:家族カードは別途決済する必要がある
保険適用の条件は、あくまでカードの持ち主が交通関連での決済を行うことです。
家族カードを持つ家族であっても、当人が家族カードで交通関連の決済を行わないと、保険は適用されません。
なので、3人家族で父親が大元のカード、母親と子どもが家族カードをそれぞれ保有しているのであれば、3枚で交通関連の決済を行う必要があります。
【おまけ】クレジットカードを利用して空港ラウンジを使う方法
最後に、クレジットカードを利用して空港ラウンジを使う方法を解説しますね。
結論から言うと、楽天プレミアムカードを作ればOKです。年会費は11,000円ですが、プライオリティパスという国内・海外でラウンジを無料利用できる権利が付帯します。
プライオリティパスを契約すると、一番安いプランでも年会費が15,000円ほど。直接プライオリティパスを契約するより、楽天プレミアムカードを契約したほうが安いんですよね。
なので、私は1枚目を楽天プレミアムカードにしており、2枚目は利用保険の金額が多く年間50万円ほど使うとゴールドカードの無料インビテーションが届くエポスカード
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クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザ:まとめ
- 1枚目のカードで航空券を買う
- 出国日から90日保険が適用される
- 90日が過ぎるタイミングで、2枚目のカードで電車/バス/タクシー等をカードで利用する
- 2枚目の90日保険が適用される
クレジットカード海外旅行保険[利用付帯]の裏ワザは上記の通りです。
1枚目を楽天プレミアムカードにすれば、保険適用額を最大化しつつラウンジが無料利用でき、2枚目をエポスカード
海外でのトラブルは日本だと信じられないくらいの高額になることが多いです。1週間の入院で300万円なども普通にあります。なので、せめて利用付帯でも保険を活用しておきましょう。
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– 旅行でよくある質問+闇深い裏側 –
旅行をお得に予約するには?
飛行機を比較して安く予約する方法等もありますが、浮くお金の割に手間がかかります。
なので、個人的には、飛行機とホテルを安くセット予約できる
余談ですが、InstagramやYouTubeで旅行系インフルエンサーが「たった〇〇円で予約できたよ!」系の投稿は、ユーザーが登録するともらえるポイントで割引しているケースが大半。参考にしても、あなたは安く予約できません。
海外旅行中のネットはどうすればいい?
Wifiルーターを借りるか、SIMカードを変えるか、です。
SIMロックが解除できなかった時はグローバルWiFi
海外旅行に最適なクレジットカードは?
年会費が完全無料で利用保険の付くエポスカード
エポスカードをVISA、楽天プレミアムカードをMasterブランドで作れば、海外の大抵の地域でカード決済に困ることはないですよ。
これまた余談ですが、InstagramやYouTubeで旅行系インフルエンサーが紹介している「マイルやポイントが貯まる系のお得カード」ですが、紹介することで高額なポイントバックがある仕組みです。なので、お得になるのは紹介者側であって、あなたは全然お得になりませんよ。
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